吃音改善の呼吸法について


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こんばんわ。そろそろ三十路が見えてきたRyoです。

以前から吃音改善のための呼吸法を意識しているのですが、一月ほど前から僕が意識して行っている呼吸法をご紹介します。

初めに言っておきますが、この呼吸法を行えば吃音が治る!というものではありません。
あくまで吃音が軽減する程度とお考えください。

では早速、呼吸法のやり方です。

Ryo式 吃音呼吸法

1. お腹をできるだけ膨らませ、張り返した状態にします。
2. お腹が張った状態を維持しながらゆっくり呼吸をします。
3. 喋る時は必ず2の状態を意識してください。

以上です(・ω・)

Ryo式 吃音呼吸法 解説

長い説明になりますが、この呼吸法は何の根拠もなく述べているわけではありません。

この呼吸法の意図として以下の2つが挙げられます。

・精神を落ち着かせる。
・良い声で発声する。

1. 精神を落ち着かせる

吃音の共通の特徴として、症状が出る際に “体の硬直” が見られます。
要は体の硬直を軽減しましょうということで、それがこの呼吸法です。

例えば吃音改善に腹式呼吸が効く!なんて言葉を聞いて、実際に試して効果があった!なんて人は正直少ないんじゃないでしょうか。

僕もその口で、腹式呼吸を緊張状態の時に試して全然効果ねぇ!なんて思っていました。

ただそれは正解でもあり、間違いでもあると僕は考えます。

呼吸は吸う時に”交感神経”が働きます。心臓の拍動数は早くなり、興奮状態になります。
呼吸を吐く時は”副交感神経”が働きます。心臓の拍動数遅くなり、冷静状態になります。

これが重要で、例えば緊張状態の時に目一杯呼吸をして空気をより多く吸おうものなら、吃音者にとって逆効果なんですよ。余計興奮しちゃいますよね。

腹式呼吸は “息を吐く” ことが重要ですから、息を吐くことで心臓の拍動数を安定させることが目的になります。

2. 良い声で発声する

これが吃音に大きく関係してくると僕は考えます。

とあるボイストレーナーの記事でこんなことが書かれていました。

「腹式呼吸の吐く動作は通常お腹を凹ませます。しかし、実際に声を出すときにお腹を凹ませては良い声が出ません。発声のときは、できるだけお腹を前に出し、張り返した状態がベストです。さらに身体をリラックスさせておく必要がありますが、横隔膜だけは頑張ってもらわないといけません。」

正直、目から鱗でした。というより妙に納得。

そして、ここからは僕の考察になります。

吃音者は総じて声量の波が大きいと思えます。しかし非吃音者は声量の波が小さい。これはなぜかというと、吃音者は無駄に息を吸いすぎているから。しかし息を吸わなければ声は出ない。じゃあどうすれば?

結論は、良い声で発声することで声量の波を整え、無駄な息の排出を防ぐことです。

そしてお腹を張った状態の腹式呼吸をして気づいた点がもう一つあります。

それは、 “お腹を膨らませていれば、空気を吐いた後に自然と空気は入る” ことです。
つまり腹式呼吸の “吸う動作” なんていらない。必要がない。
仮にお腹が凹んでいるならば、お腹を膨らませれば自然に呼吸ができます。

ではその状態で喋ってみてください。発声は苦しくなく、声量の波が小さい安定した声が出ませんか?

Ryo式 吃音呼吸法 まとめ

冒頭に呼吸法の概要を説明しましたが、最期に簡潔に詳しく説明いたします。

1. お腹をできるだけ膨らませ、張り返した状態にします。
2. お腹が張った状態を維持しながらゆっくりと息を吐きます。
3. “息を吸う”イメージは持たずに、息を吸ってください(お腹が凹んでいたら膨らませてください)

いかがでしたでしょうか。

この呼吸法を行えば吃音が治るわけではありません。しかし、軽減させることはできるのではないでしょうか。

是非試してみてくださいね。

参考文献
◎ボイストレーニングに腹式呼吸のトレーニングは必要なのか?
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1402/03/news017.html
◎ボイストレーニング鳥は歌う:息の吸いすぎには注意
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20111211/1323584845